初節句で旦那の親の相場は?人形は誰が買う?義実家トラブル回避術
赤ちゃんが生まれて初めて迎える日本の伝統行事である初節句。女の子は3月3日の「桃の節句(雛祭り)」、男の子は5月5日の「端午の節句」に、子どもの健やかな成長と厄除けを祈って盛大にお祝いをします。しかし、多くの新米パパ・ママの頭を悩ませるのが、「旦那の親(義実家)からのお祝い相場はいくらなのか」「雛人形や五月人形の購入費用はどちらの実家が持つべきなのか」という実家・義実家間のバランスです。
昔ながらのしきたりを重んじる祖父母世代と、現代の住宅事情やライフスタイルを重視する子育て世代の間で、価値観のズレから思わぬトラブルに発展するケースも少なくありません。2026年最新の相場動向とともに、両家の関係を良好に保ちながら思い出に残る初節句を迎えるための重要マナーと対処法を徹底解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:旦那の親からのお祝い相場は「現金5万〜10万円」または「食事会費用の全額・一部負担」が令和の主流。
- 要点2:「母方実家が人形を買い、父方実家が食事代を持つ」伝統は変化し、両家折半や若夫婦主導の選択が増加。
- 要点3:人形のサイズ問題や費用の不均衡によるトラブルを防ぐには、パパを通じた事前すり合わせが決定打となる。
【2026年最新相場事情】初節句で旦那の親(父方の実家)からのお祝い金はいくら?

初節句における祖父母からのお祝い金相場は、贈る側の立場や人形購入の有無によって金額が変動します。旦那の親(父方の実家)から包まれるお祝い金の目安は、5万円〜10万円が一般的なボリュームゾーンです。
祖父母全体からのお祝い金相場を整理すると、以下の傾向が見られます。
・節句飾り(雛人形・五月人形)を購入しない場合:5万円〜10万円
・節句飾りを旦那の親が全額購入する場合:10万円〜30万円相当(人形現物または購入代金)
・食事会費用のみを旦那の親が受け持つ場合:3万円〜5万円程度のお祝い金+飲食代
かつての風習では、母方の実家が節句飾りを用意し、父方の実家は「お祝い金」や「当日の食事会費用」を持つという役割分担が定着していました。しかし現在では、両家の経済的な不公平感をなくすため、「両家とも同額の5万〜10万円を包み、人形代や食事代はパパママがまとめて差額を調整する」というスマートな形式を選ぶ家庭が目立ちます。
雛人形・五月人形は誰が買うべき?「母方の実家が用意」という伝統と令和の常識

初節句の準備で最も意見が割れやすいのが、「男の子の五月人形(兜飾り)」や「女の子の雛人形」をどちらの実家が購入するのかという問題です。
古くからのしきたりでは、「嫁入り道具」の一環として母方の実家が雛人形や五月人形を用意するのが通例でした。昔は父方の家で同居することが多く、母方の実家が孫の顔を見る口実として人形を届けたという歴史的背景があります。
しかし、核家族化が進んだ令和の現代においては、この慣習に縛られる必要性は薄れています。最近の購入パターンは主に以下の3つに分かれています。
1. 両家で費用を折半する:旦那の親と母方の実家が半額ずつ出し合い、角を立てずに用意する。
2. パパママが自分たちで購入し、両家からはお祝い金をもらう:マンションの設置スペースやインテリアに合わせたコンパクトな節句飾りを親自身が選び、実家からはお祝い金として支援を受ける。
3. 父方の実家が男の子の五月人形、母方の実家が女の子の雛人形を買う:性別ごとに実家の担当を分けるケース。
とくに現代の住環境では、「大きすぎてリビングに置けない」「収納場所がない」といった物理的な問題が起きがちです。旦那の親から「兜飾りを買ってあげたい」と申し出があった場合でも、勝手に注文してもらうのではなく、「置く場所のサイズを測ってカタログから候補を絞り、購入費用を支援してもらう」という流れを作るのが賢明です。
初節句の食事会費用は旦那の親が持つ?両家の負担割合と失敗しないマナー

初節句当日は、両家の祖父母を招いてお祝いの食事会を開くのが定番です。この食事会費用の負担についても、事前の合意形成が欠かせません。
食事会の費用相場は、大人1人あたり5,000円〜15,000円程度(料亭やホテル、個室レストランを利用する場合)です。自宅に出前や仕出し弁当を取る場合は、1人あたり3,000円〜5,000円程度に抑えられます。
費用の支払いパターンとしては、「初節句の主催者であるパパとママ(若夫婦)が全額を支払う」のが基本的なマナーです。両親から高額なお祝い金や人形代をもらっている場合、食事会は若夫婦からの「感謝のおもてなしの場」となるためです。
ただし、旦那の親から「食事代くらいは出させてほしい」と申し出があることも珍しくありません。その場合は無理に断らず、「ありがとうございます。ではお言葉に甘えさせていただきます」と感謝を伝え、甘えるのも円滑な関係づくりのポイントです。母方の実家とのバランスが気になる場合は、会計時に旦那の親がスマートに支払いを済ませる形を取るなど、周囲への配慮を忘れないようにしましょう。
なぜ揉める?初節句で義実家・旦那の親とトラブルになる典型的な4つの理由
初節句はおめでたい行事である一方、両家の親が揃うことで思わぬトラブルが発生しやすいイベントでもあります。実際に起きているトラブルの主な原因は以下の4点です。
・事前の相談なしに巨大な飾り物を贈られる:旦那の親が良かれと思って大型の兜飾りやガラスケース入りの日本人形を勝手に購入し、置き場に困るケース。
・両家のお祝い金額の格差が浮き彫りになる:片方の実家が30万円の人形を買い、もう片方が1万円の現金のみだった場合などに、夫婦間や親同士の間に気まずい空気が流れる。
・食事会の日程調整や仕切りをめぐる不満:旦那の親の都合だけで日程を決められたり、逆に母方の親ばかり優先して旦那の親への連絡が後回しになったりする。
・伝統へのこだわりによる口出し:「昔はこうだった」「男の子の初節句に手抜きは許されない」といった過度なしきたり強要が嫁側のストレスになる。
これらのトラブルを防ぐ最大の防波堤は「旦那(パパ)の立ち回り」です。妻から義実家へ直接要望を伝えるのは角が立ちやすいため、必ず旦那を通じて「部屋が狭いから横幅40cm以内のものを自分たちで選びたい」「両家平等にしたいからお祝い金は一律の相談にしたい」と伝えてもらうことが鉄則です。
旦那の親を「初節句に呼ばない」選択肢はあり?角を立てずに済ませる対処法
義実家との折り合いが悪い、遠方に住んでいて高齢のため移動が難しい、あるいは気疲れを避けたいといった理由から、「旦那の親を初節句の食事会に呼ばないでおきたい」と考えるケースもあります。
基本的には、将来の関係性を考慮すると「声だけは必ずかける」のが安全策です。「遠方でお体も大変かと思いますが、○月○日にささやかなお祝いを予定しています」と案内を出し、相手の判断に委ねる形を取ることで、「仲間外れにされた」という悪印象を回避できます。
どうしても両家を一緒に呼びたくない、または旦那の親を招待できない場合は、以下の代替案で角を立てずに乗り切ることが可能です。
・夫婦と子どもだけで祝い、両家とも呼ばない:「子どもの体調を考慮して家族3人だけで行い、写真は後日送る」と説明する。
・日程を分けて別々に食事をする:母方の実家とは別日に、義実家へ訪問して食事を共にする。
・写真共有アプリやフォトブックで手厚く共有する:スタジオで撮影した晴れ姿の写真をすぐに送り、電話やビデオ通話で赤ちゃんの様子を報告する。
初節句の内祝い(お返し)はどうする?旦那の両親への正しいマナーと喜ばれる品
旦那の親からお祝い金や節句飾りをもらった場合、お返し(内祝い)をどうすべきかも迷うポイントです。
慶事のマナーとして、初節句の食事会に招待してもてなした場合は、基本的に別途の内祝い(品物でのお返し)は不要とされています。食事会の席自体がお返しの代わりとなるためです。
しかし、以下のようなシチュエーションでは品物での内祝いを用意するのが礼儀です。
・食事会に参加できなかった場合(遠方など)
・食事会費用を上回る高額なお祝い金(10万円以上など)をもらった場合
内祝いの金額相場は、いただいたお祝いの「3分の1から半額(半返し)」が基準です。ただし、旦那の両親から10万〜20万円といった高額支援を受けた場合、半返しをするとかえって「他人行儀だ」と気分を害される恐れがあります。その場合は1万〜2万円前後の上質なギフトに加え、子どもの写真入りグッズを添えるのがベストな対応です。
旦那の両親に喜ばれる内祝いギフトとしては、写真館で撮影した初節句の記念アルバム、名入れのお米・お菓子、上質なタオルセットやカタログギフトが選ばれています。お礼状には赤ちゃんの成長ぶりと感謝の言葉を添え、節句が終わった後なるべく早め(3月中または5月中)に届くよう手配しましょう。
【初節句の旦那の親からのお祝い】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:男の子の初節句で兜飾りを旦那の親と母方の親で折半しても失礼になりませんか?
A1:まったく失礼にはあたりません。現代では両家で費用を折半するケースが非常に増えています。両家の親に「どちらか一方に負担が偏らないよう、折半という形にさせていただきたい」とパパから丁寧に提案し、品物自体はパパママが選ぶ形を取るとスムーズです。
Q2:旦那の親からお祝い金を一切もらっていない場合でも、食事会には招待すべきですか?
A2:招待することをおすすめします。お祝い金の有無に関わらず、祖父母として孫の成長を祝う席に声をかけることが今後の親戚付き合いを円滑にします。食事会当日に手土産やお祝い金を直接持参されるケースも多くあります。
Q3:初節句の内祝いを贈る際、のしの表書きや名入れはどう書けばよいですか?
A3:水引は「紅白の蝶結び(何度あっても良いお祝い)」を選びます。表書きは上段に「初節句内祝」または「内祝」、下段には「子どもの名前(ふりがな付き)」を記載するのが正式なマナーです。
まとめ:両家の絆を深める令和の初節句祝い
初節句における旦那の親からのお祝いや役割分担は、昔ながらのしきたりにとらわれすぎず、「現代の住環境」と「両家の公平感」を最優先に柔軟に考えることが円満の秘訣です。
伝統的な「母方実家が人形を買い、父方実家が食事を負担する」というルールはあくまで目安に過ぎません。お祝い金の相場である5万〜10万円をひとつの基準としつつ、事前の相談窓口をパパがしっかりと担うことで、義実家との無用な摩擦は確実に回避できます。
主役である子どもの健やかな成長を家族全員で笑顔で祝えるよう、事前のコミュニケーションを丁寧に行い、温かい初節句を迎えてください。 (出典: 初節句 お祝い 旦那 の 親(Yahoo!ニュース))